千葉県市原市にありながら、横浜家系ラーメンの正統派直系の系譜を継ぐ名店として知られる「ラーメン濱野家」へ行ってきました。
平日金曜日の昼前という時間帯にもかかわらず店内は満席でしたが、奇跡的に並ばずに入店。今回いただいたのは、チャーシュー麺に海苔トッピング。その味わいの特徴を、お店のルーツである「杉田家」の系譜から紐解いてみます。
正統派直系「杉田家」から受け継ぐ魂
ネット情報となりますが、個人的に調べたところによると、ラーメン濱野家の店主は、家系総本山「吉村家」の直系第1号店である「杉田家」(現:ラーメン杉田家)の千葉店で約4年間修行された後、2020年12月に地元市原市で独立開業されました。
この系譜は、家系ラーメンの創始者・吉村実氏の味を直接受け継ぐ「直系」にあたります。
- 吉村家(総本山) → 杉田家(直系一号店) → 濱野家(杉田家出身)
つまり、ラーメン濱野家は「吉村家の孫弟子」にあたる、紛れもない正統派の家系ラーメン店です。

杉田家系譜のラーメンの特徴
杉田家およびその出身店は、総本山の味を忠実に継承しつつも、独自の進化を遂げています。
- スープ: 豚骨の旨味と醤油ダレ(カエシ)がガツンと効いた、キレとパンチのある直系スタイルがベースです。濱野家では、その直系スタイルに独自の工夫を加え、豚骨の旨味が濃厚で乳化気味のトロッとした口当たりでありながら、しつこさがなく、老若男女に愛されるバランスの良さを実現しています。
- チャーシュー: 杉田家系の特徴である、香ばしい燻製(スモーク)チャーシューが用いられています。このスモーキーな香りが、濃厚なスープの中で際立った個性を放ちます。
チャーシュー麺+海苔トッピング
濃厚でありながら優しいスープ。スープを一口飲むと、まずは豚骨の濃密なコクと旨味が口いっぱいに広がります。醤油のキレはありつつも、トロリとした食感で、私には鶏の風味も感じられるような、直系の中ではマイルドさも兼ね備えたバランス型だと感じました。これが、地元の幅広い層に支持される秘密でしょう。飲み切れるスープです。
燻製の香りが食欲をそそるチャーシューは、燻製の香りがしっかりと効いた絶品。肉厚でジューシーで柔らかな食感と、噛むたびに広がるスモーキーフレーバーが、濃厚な豚骨スープと抜群の相性を見せます。チャーシュー麺を選んだことで、この濱野家の看板とも言えるチャーシューをたっぷり堪能できました。
トッピングで追加した海苔は、濃厚なスープをたっぷり吸わせて食べるのが最高です。パリッとした食感から、スープを吸ってしっとりとした食感に変わった海苔で、麺やライス(今回は頼みませんでしたが)を巻いて食べるのは、まさに家系ラーメンの醍醐味です。海苔の風味が、濃いスープの合間に爽やかなアクセントを与えてくれました。海苔の味が負けないのもまたよかったです。
総じて、家系ラーメンの奥深さを堪能することができました。
まとめ
店名: ラーメン濱野家
住所: 〒290-0056 千葉県市原市五井2442-1
営業時間:10:00-13:45,17:00-20:30
定休日:日曜日,月曜日(祭日等により変更の場合もあるので事前の確認をおすすめします!
駐車場:あり(近隣にはコインパーキングも複数あります)
家系ラーメン「ラーメン濱野家」は、総本山「吉村家」から連なる正統派直系「杉田家」のDNAを受け継ぎながらも、店主独自の工夫でより深いコクとマイルドな口当たりを追求した、ハイレベルな一杯を提供してくれました。
市原市という立地でありながら、連日多くのお客さんで賑わうのは、この本物の味わいがあるからこそでしょう。家系ラーメン好きなら、一度は訪れるべき名店だと思います。


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