結論から言うと、横浜ラーメン 相馬家(千葉市稲毛区長沼原町)の「のりチャーシュー 中」は、変に個性を主張しない、家系の”基本”を丁寧に守った一杯でした。派手さで殴ってくるタイプの家系ではなく、豚骨醤油の骨格をしっかり効かせつつ、全体をまとめ上げてくる印象です。
この記事の内容をまとめると

訪問の背景
7月13日(月)14:30過ぎに訪問。ランチのピークを過ぎた時間帯だったこともあり、待ちは1名のみでスムーズに入店できました。平日の遅い時間はやはり狙い目です。
相馬家は稲毛区長沼原町、御成街道沿いに店を構える家系ラーメン店です。少し系譜を調べてみると、店主の相馬さんは市原市の人気店「ぼうそう家」で修業されたとのこと。そしてその「ぼうそう家」自体も、千葉市内で知られる「武蔵家」の元店長が興したお店だそうです。つまり相馬家は、武蔵家の流れを汲む”孫弟子”的なポジションにあるお店ということになります。2020年11月のオープンということなので、コロナ禍という厳しい時期にスタートを切った店でもあります。
こういう系譜を知った上で食べると、スープの輪郭にも納得がいくところがありました。
メニューと注文内容
- メニュー:のりチャーシュー 中
- 価格:1,350円
- ライス:無料・おかわり自由
券売機での注文スタイルは家系の定番どおり。ライスが無料でおかわり自由なのは、やはりありがたいポイントです。
スープ
一口目の印象は「マイルド」。豚骨のコクはしっかりあるものの、カエシの効かせ方に尖ったところがなく、全体としてまとまりの良い、トラディショナルな家系の味わいでした。しょっぱさや甘みが突出することもなく、後味もすっと引いていく感じで、最後まで飲み疲れしません。
ガツンと濃い家系を求めている日には少し物足りなく感じる方もいるかもしれませんが、毎日通える「普段使いの家系」としてはこのくらいのバランスが正解なのかもしれない、とも思わされました。
麺の感想
麺は中太のストレート系で、しっかりコシがありスープとの絡みも良好でした。
調べたところ、他のお客さんのレビューでも酒井製麺と言及されているケースがあり、恐らく相馬家も酒井製麺を使用しているものと思われます(店舗による正式な発表は確認できていませんので、あくまで参考情報としてください)。啜り心地の良い、家系らしい麺です。
チャーシューの食感
チャーシューは燻製の香りがほのかに効いていて、それでいて主張しすぎない絶妙なバランス。肉質は柔らかく、箸で簡単にほぐれるほど。スープの豚骨感と燻製香が喧嘩せず、むしろ相性の良さを感じさせてくれました。
トッピング(のり・ほうれん草)やライス
のりはたっぷりと乗っており、家系の定番どおりご飯に巻いて楽しみました。スープを吸ったのりでライスを頬張る、あの瞬間はやはり家系ならではの醍醐味です。ほうれん草も彩りと食感のアクセントとしてしっかり機能していました。
ライスは無料でおかわり自由。のりでご飯を巻いて食べる分、ライスの消費量は自然と増えます。財布に優しいのも、通いやすさに繋がる要素だと思います。
まとめ
店名:横浜ラーメン 相馬家
住所:〒263-0001 千葉県千葉市稲毛区長沼原町700-4
営業時間:平日10:00-23:00/土日10:00-21:00
定休日:水曜日
駐車場:あり
総じて、突出した個性はないものの、家系の王道をきちんと守った一杯という印象です。系譜的にも武蔵家の流れを汲んでいるという背景を知ると、スープのまとまりの良さにも納得がいきます。近所であればローテーションに組み込みたくなるタイプの店で、また訪れたいと思います。
家系というと「濃い・こってり・パンチが強い」というイメージを持つ方も多いかもしれませんが、相馬家はそのイメージとは少し違う、まとまりの良いトラディショナルな味わいでした。武蔵家からぼうそう家、そして相馬家へと受け継がれた系譜を思いながら食べると、また違った楽しみ方ができるかもしれません。稲毛区・長沼原町エリアで家系をお探しの方には、ぜひ一度訪れてみてほしいお店です。


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