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エンジンオイル&オイルフィルターの交換

4/27(土)、走行距離23,144Kmで、カワサキZ H2のエンジンオイルおよびオイルフィルター交換をしました。

目次

オイル交換について

エンジンオイルは永遠に使える・・・ということはなく、劣化に応じて交換する必要がありますよね。

Z H2は過給機もありますし、以下の周期で交換しています。

1.前回交換から3,000Kmの走行
2.前回交換から3ヶ月経過

「1」か「2」どちらか早い方で交換としています。

MOTUL 7100について

エンジンオイルメーカーは非常に多いですし、また種類も多いですよね。

MOTUL 7100は、100%化学合成エンジンオイルです。
特徴としては、エステルベースのエンジンオイルということです。
MOTUL 7100は、さまざまな粘度グレードで提供されていて、10W-40、10W-60、5W-40、20W-50など、
バイクの種類や使用条件に応じて選ぶことができます。

MOTULのエステルコアテクノロジーは、金属との親和性が高く、摩擦を低減しながらエンジンを保護する能力に優れているとされています。
これにより、エンジンの出力向上と長期的な耐久性を実現し、バイクのパフォーマンスを向上させることができます。

さらに、清浄分散性にも優れており、エンジン内部を清潔に保ち、スラッジの形成を抑制します。

Amazon.co.jpやYahoo!ショッピング、楽天市場などのオンラインショップで簡単に購入することができ、1リットルから20リットルまでの容量があります。

MOTUL 7100を選ぶことは、バイクのエンジンを長持ちさせ、最高のコンディションを維持することができると考えています。

MOTULエステルベースのエンジンオイルとは

エステルベースのエンジンオイルとは、その優れた潤滑性能と金属への吸着力で知られています。

エステルは、1970年代にMOTULが初めてエンジンオイルに配合した物質で、金属にくっつきやすい性質があります。
エステルオイルは、エンジンの負担を軽減し、始動性や燃費の向上が期待できるとされています。

また、耐熱性能が高いため、長時間・長距離の走行でも劣化しにくいという特徴もあります。

一方で、エステルオイルは水分に弱く、多湿の環境下では酸化が進む可能性もあります。

また、エステルがパッキンやシールなどのパーツを膨張させる特徴をもつため、オイル漏れの原因となることを指摘される場合があります。

しかしこれは、車両自体の問題(長期利用による劣化やメンテナンス不足)であることも多く、一概にエステルベースのオイルが原因とは、考えにくいです。

エンジンオイル交換

エンジンオイルおよびオイルフィルターの交換を手順で説明ます。

STEP
暖気運転

特に冬場等、外気温が低い場合、エンジンオイルは硬く流れが悪いため、エンジンを始動してエンジンオイルを温め、流れ出やすいようにします。

私は季節を問わず、おおよそ5分ほどアイドリングしています。

STEP
エンジンオイル排出

車両にもよりますが、エンジンオイルのドレンボルトを開けて、エンジンオイルを抜きます。

その際、STEP 1の工程で熱がはいったオイルが抜けてきますので、やけどには十分注意する必要があります。
勢いよくオイルが出てくるケースが多いので、手に付着してしまいやけどを負ってしまったり、オイルを受け止めきれず、周囲を汚してしまうことがないようにします。

ちなみに、MOTUL7100は真っ赤な色のオイルです。
写真は抜き終わったオイルの色ですが、黒色となっています。

エンジンオイルを使うと色が黒っぽく変わるのは、ブローバイガスが原因です。
ブローバイガスとは、エンジン内部から漏れ出した未燃焼ガスのことです。

エンジンオイルとしては、その役割である洗浄を十分に行なったと解釈しても良いかもしれません。

STEP
エンジンオイルフィルターの取り外し

エンジンオイルを抜き取る最中に、エンジンオイルフィルターを外します。

エンジンオイルフィルターには、高熱のオイルが入った状態で外れるため、多量にエンジンオイルが漏れてきます。

オイルを受け止める廃油受けの位置に注意しつつ、回して外す際にやけど等をしないよう、気をつけて行います。

エンジンオイルフィルタを外す際は、専用の工具が必要です。

全てのエンジンオイルが抜けたら、新品のドレンボルトガスケットをとともに、オイルドレンボルトを規定トルク(Z H2は25N-m)で閉めます。
規定トルクで締め付けることが大事です。
トルク値が不明な場合は、ショップに確認する等してください。

※「ガスケット」は潰れることで漏れを防止していますので、
 使用済ガスケットの再利用は不可です

また、エンジンオイルフィルタは、ゴムの縁にエンジンオイルを指で塗り、ドレンボルト同様に規定トルク(Z H2は17N-m)で締め付けます。

エンジンオイルを塗らずに閉めてしまうと、オイル漏れ等の原因になるため注意してください。

ブレーキクリーナー(パーツクリーナー)を使って、ドレンボルトやオイルフィルター付近の清掃を行います。

STEP
エンジンオイル補充

Z H2の場合、エンジンオイルは4.3ℓ(フィルタ交換時)です。まずは4.0ℓ補充します。

補充後、エンジンオイルドレンボルト付近、オイルフィルター付近から漏れがないか、必ず目視確認をします。

その後、エンジンを始動します。
おおよそ5分ほどの暖気をします。

STEP
オイル量のチェックと目視確認

暖気後、エンジンを停止しオイルパンへオイルが戻るのを待ちます。
オイル残量を確認しつつ、補充をして終了です。

なお、オイル量の確認はバイクが水平の状態で確認をします。
スタンドをかけて傾いた状態の場合、オイルパンの中でオイルが偏り、正常な量の確認ができません。

※かならずオイル量の確認をしましょう

まとめ

エンジンオイルはいろいろなメーカーがあり、種類も豊富です。
用途と予算に応じて選択するとよいと思います。

迷うようなら、純正オイルを選ぶのが無難です。
無理に高額のオイルを使う必要もないですし、まめにオイルを交換することのほうがずっと重要だと思います。

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この記事を書いた人

バイクとクルマに魅せられた人です
洗車も大好きです
少し変わった洗車をしています

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