昨年の2023年10月に、Youtubeのとあるモトブログで拝見した動画がきっかけで「奥静(オクシズ)」へのツーリングへ行きたいと考えていました。
ただ、その時は天気とタイミングがなかなか合わなくて、計画はお蔵入りに・・・・。
10月中旬のスポーツの日がある三連休、今年は雨が多いような秋でしたが、天気予報は3日間快晴、しかも暖かい!
「それでは」と、過去のツーリング計画を引っ張り出してきて、かなり長距離となりますが、奥静へのツーリングへいってきました!
このツーリング、「ツーリング」というよりも「冒険」でした。
今回のルートはこちら
今回のツーリングはこちらのルートでした。
車もバイクも、特に新静岡ICから井川大橋までのルートが、難易度は「高め」だと思いました。
高くて大きな井川ダム



まずは、千葉県を朝5:00くらいに出発して、東京、御殿場JCTそして新東名120km区間を経て、新静岡ICへ。
足柄SAへ向かう途中、東名高速のリニューアル工事で、右ルートが閉鎖されていたため、若干の渋滞ありでした。
ZH2は燃費が厳しいため、高速降りてすぐにガソリンスタンドを探すも、なかなか営業中の店が見つからず、少し戻って給油をすることになりました。
無事に給油も終わり、しばらく県道29号線で安倍川沿いを走ります。途中から県道27号線となり、川をいくつか渡りながら、県道189号線へ。
途中「オクシズの駅横沢観光トイレ」で小休憩をしました。
「道の駅」はよく聞きますが、「オクシズの駅」とは。
特有の「(道の)駅」があって、面白かったです。
トイレと休憩できるイスがありました。
休憩後、そのまま走り続けます。


道は1.5車線で途中すれ違いも難しい箇所が多々あります。
写真では、少し広く見えるかもしれませんが、実際に走ってみると結構道幅は狭く、ブラインドコーナーの連続となります。
ちなみに、「警笛鳴らせ」の標識が多数ありました。
「警笛鳴らせ」の標識は、なかなか見ることがない印象で、それだけ、ブラインドコーナーが多いということになるかと思います。
とはいっても、バスの停留所もあったりして、「バスが走るなら・・・」と少し安心してましたが・・・・。
登り下りかつタイトコーナーを抜けていくため、秘境感たっぷりではありますが、峠道が苦手な方には厳しいかもしれません。
県道189号線を走り続け、県道60号線へ。
このまま走り続けると、急にひらけて井川ダムに到着しました。

井川ダムは、静岡県静岡市葵区井川にあるダム、一級水系大井川上に建設されたダムだそうです。
このダムにより形成された人口湖を「井川湖」と名付けられ、総貯水容量150,000,000トンは大井川水系最大とのことでした。
放流はされてませんでしたが、とても大きいし、深いし、スマホで動画撮りながら、「落としたら・・・」と思うと、すくむ気持ちでした(汗)
釣り橋をバイクで渡れる井川大橋
井川ダムを後にして、引き続き峠道を走り続けます。
10分弱くらいだったか、井川湖を渡す釣り橋、「井川大橋」に到着です。
橋の注意書きには「2tまでの車両」が渡ることができ、1台ずつ渡るように記載されていました。
バイクですので、重さは問題なし。
せっかくなので、360°カメラを用意して、渡ってきました!
この日、前後のお天気も良かったので、井川湖がエメラルドグリーン!
天気もまさに秋晴れの青空で、橋を渡す時間は最高の時間でした。
渡っている時は、釣り橋特有の揺れは感じず、普通に走れました。
高さがそれなりにあるので、高いところが苦手な方はご注意ください。
他のみなさんは、途中でバイクを止めて、記念撮影などもされているようでした。
まさに、素晴らしい体験!
忘れられない思い出となりました。
なお、この橋はを渡ったら、必ず再度渡ってくることをおすすめします。
私は戻らずに道なりに進んだのですが、行き止まりだったり、さらなる秘境となってしまい、道は泥、石(というより小さい岩)、(小さな)倒木と、荒れに荒れている中、数十分走ることに・・・・・。
これは、さすがに面食らいましたし、大変でした(途中心折れそうに・・・・)。
天空の駅「奥大井湖上駅」へ
なんとか県道60号線まで戻り、県道388号線へ。
次なる目的地は「奥大井湖上駅」です。
日帰りライダーにとっては、千葉県から静岡県は遠く、タイムリミットが迫っていましたので、駅駐車場から15分の山登りによって、駅へ行くはできませんでしたが、遠目で駅をみることができました。
電車が通るところをみたかったのですが、調べた限り30分以上来ないようだったので、駅だけを見てきました。
それでも、浮いた場所にある駅にみえて、とても不思議な感じがしました。
また、それを作った人たちもいるわけで、その方々への敬意ももちました。
大変な工事だったと思います。
さて、帰路につくため走り始めましたが、途中長島ダムを通過して、県道77号線へ。
機関車「トーマス」がいた千頭駅
大井川鐵道の千頭駅に到着しました。
人がとても多くて、警備員さんが交通整理していて、何やらイベントを行なっているようでした。
見た感じでは、子供たちがとても多く、「地域のファミリーイベントかな?」と思いつつ、何を行なっているのかは、わからずでした。
当初は、そのまま通過する予定でしたが、少し走り出したらわかりました!
トーマスがいたのです。これは子供たちも喜ぶだろうなと思いました。
私はトーマスに詳しいわけではありませんが、それでも「こんな機関車が走るの!」と思うと、わくわくしちゃいます。
走行シーンは見れなかったのですが、みなさん楽しそうにされていて、Happyな気持ちになれました。
「あぁ、お腹がすいた・・・・・、お昼まだだし、なんだったら今日はパン1つしか食べていないような・・・」。
東名高速静岡ICへ
そろそろお腹も空いてきたということで、時間は13:00を過ぎたころだったでしょうか。
また、夕方までに千葉県まで戻るためには、そろそろ高速を走り始めなければなりません。
新東名の新静岡ICの方が近いと思いますし、120km区間を使って御殿場まで出られるので、時間も短縮できるかもしれませんが、せっかく来た静岡県だし、少しだけでも市街を見たいなと思いながら、東名高速静岡ICまで向かうことにしました。
できれば、静岡県名物の「さわやか」に寄って、ランチを・・・・と思っており、帰路沿いにあれば寄ろうと考えていたのですが、残念ながら道路沿いにはなく(見落とした?)、静岡ICに到着しました。
またの楽しみにします。
高速に入ったので、ランチはSAで。
富士川SAに立ち寄りました。
車の台数は非常に多かったですが、ZH2はクルコンを使って楽々走行。
道中はとても車が少なく、快適そのものでした。

今回は静岡の「山」を楽しみましたが、千葉県と同じ海沿い県ですので、海鮮も有名ですよね。
ちょっと豪勢にお寿司をいただきました。
家族の皆さんにはとても言えませんが・・・・。
ごちそうさまでした。
まとめ
走行距離は594キロ超えのロングツーリングとなりました。
・日付:2024年10月13日(日)
・天気:曇り(最低気温:15℃/最高気温:27℃)
・走行距離:594Km
・高速道路料金:
千鳥町→新静岡:3,190円
静岡→千葉北:3,980円
・ガソリン代:5,846円(約32.50リットル、179.8円/ℓ)
・昼食代:1,750円
・お土産代:2,100円
・その他(お茶代等):755円
・合計:17,621円(税込)
奥静(オクシズ)は、千葉県からは遠いですが、最高の時間を過ごすことができました。
また静岡県で遊びたいと思います!
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