メッツラーM9RRがそろそろスリップサインが出そうで、車検も近いということもあり、タイヤ交換をしました。
ブリヂストン BATTLAX HYPER SPORTS S23とは

2024年2月に発売開始となった、「BATTLAX HYPERSPORT S23」は、「S22」の後継モデルとなります。
特徴としては、全体的な性能が向上し、特にサーキット走行や峠道でのドライグリップ性能が大幅にアップしているとのこと。新開発のコンパウンドを採用し、エッジグリップが強化されているため、コーナリング時の安定感にも特徴があります。
さらに、ウェット性能も向上しており、突然の雨でも安心して走行できるとのことで、雨天の心配も少なくなりそうです。
このタイヤは、スポーツライディングを楽しむライダー向けですが、ツーリング派の私でも満足できそうで、とても楽しみなタイヤでした。
モトフリークでタイヤ交換
2024年10月19日(土)、この日は夜から雨予報の中、17:00からのタイヤ交換予約でした。
「交換後のタイヤで雨走行は少し怖い・・・」
と思いつつも、新しいタイヤを楽しみにしていましたが、急遽お電話をいただき、「14:30からタイヤ交換ができます」とのこと。
急いで着替えて、千葉県から行ってきました。
丁寧に整備してくれ、交換作業中に気づきがあれば教えてくれ、タイヤの価格もリーズナブル。
交換前のタイヤも同店で交換しましたが、今後もお願いしたいところです。
タイヤの印象

大したスキルもないライダーの独り言のようなものです。
このタイヤは、乗ってすぐに気づいたのが、「やわらかさ」です。
もっと正確な表現だと「しなやか」というべきかもしれません。
空気圧は指定空気圧(フロント2.5kg,リア2.9kg)。
路面の凹凸に対して、軽くいなしてしまう感じ。
でも、腰砕けのようにふにゃふにゃするわけでもなく、ちゃんと芯がありそれを感じられる。
一発で好印象でした。
また、路面のアンジュレーション(うねり)も、大きく拾ってしまうことなく、いなしてしまうという感じです。
さすが、ブリヂストンだと思いました。
お値段は海外勢より高めとなりますが、それだけの価値は十分にあると思います。
「迷ったらS23」とはいいますが、確かにその言葉の意味が理解できました。
約100kmほど、普通に街中を走行して、タイヤの慣らしも終わり、長野県ビーナスラインでワインディングインプレッションもしましたが、グリップ感は十分です。
バンクさせる際も素直ですし、ラインのトレースも想定通り。変に巻き込むこともなければ、
アンダーステアな感じもなく、とても乗りやすいですし、コーナーが楽しいです。
私のスキルに対しては、グリップが破綻することは皆無でした。
また路面のインフォメーションがよくわかるのも、ますます気に入りました。
まとめ
タイヤの「しなやかさ」からも、長距離ツーリングでも全く問題なく使えますし、不快な気持ちになることはありませんでした。
このタイヤを極限まで使いこなすには、サーキット走行が必要かもしれませんが、ZH2はパワーがあるバイクですし、ツーリング用途しかなくても、グリップ力は「保険」の意味も兼ねて、ツーリングタイヤより、S23のスポーツタイヤを使うのは、十分にありだと思いました。
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